シェフ伊東福子が目指すお菓子作りとは?
「1/1の精神」と「ここにしかないお菓子」

お菓子屋さんを利用するとき、こんなことが気になりませんか?
「パティシエはどんなことを考えてお菓子を作っているの?」

ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋 シェフ 伊東 福子
兵庫県の個人店、パレスホテル東京、神戸ポートピアホテル勤務を経て、2009年1月に芦屋市で独立開業。パレスホテル在籍時には日本最大のコンクール「ジャパンケーキショー」で1位 を受賞。食べログTOP100(約22,000店中)に選出。

[ シェフインタビュー / お菓子作りへの想い ]

今回は、ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋のシェフ・伊東福子が目指すお菓子作りについてお伝えします。

「1/1の精神」 お客様の1つが、すべて

現在、子育てとシェフ業を両立しながら、毎日お菓子を作り続けています。
そんなシェフが、最も大切にしている考え方が「1/1の精神」です。

Q.お菓子作りをしている中で、特に心がけていることはありますか?
A.色々とありますが、やっぱり「1/1の精神」ですね。私たちは毎日たくさんのお菓子を作っていますが、お客様から見ると、1つのお菓子がすべてであるということです。毎日たくさん作り続けていると、こんな気持ちを持つパティシエは少なくないです。「まぁ、これぐらいの仕上がりで大丈夫だろう…」。でも、この妥協は絶対にダメです。
製造風景
Q.なぜそこまで思うのですか?何かきっかけがあったのでしょうか?
A.以前、重いご病気のお母様をお持ちのお客様から、こんなお言葉をいただいたことがあります。
「食欲が無いけど、ポッシュ・ドゥ・レーヴのプリンは美味しい!と言って食べてくれる。
それが本当に嬉しい!!」
「もしかすると、私が作るお菓子が
そのお客様にとって人生最後のお菓子になるかもしれない。」

パティシエにとっては100個、1000個作る中の1つでも、お客様にとっては1/1です。

今でも徹底しています。フィナンシエの焼成が80点の仕上がりなら全部やり直します。 例えば、10秒オーブンから出すのが早く、満足いく仕上がりにならなかったそんなこともあります。


焼き菓子の賞味期限

「ここにしかないお菓子」 私にしかできないレシピへ

製菓の世界では、以前働いていたお店のレシピ流用や、専門誌のレシピをもとにお菓子を作り販売することはよくあります。 最近では、自店舗で作らずに外注で仕入れをするというお店もあります。

私個人の考えですが、お客様はそういうお店を求めているとは思えません。

「私にしかできない、ここにしかないお菓子をお届けする。」

早朝になることが多いですが、子供が寝ている間はレシピを考える時間です。
苦労してレシピを考え、満足の行くお菓子ができるまで何度も試作を繰り返します。
そして、ようやくお客様にお届けしています。

「子供と同じように苦労して産み出すお菓子も、かわいく大切な存在。
この子たちがお客様に幸せな気持ちをお届けできたら良いなと思って、
毎日お菓子作りに向き合っています。」

2009年の創業からずっと追い求めていること

1/1の精神」と「ここにしかないお菓子作り」。
この2つは、創業当初からシェフが一貫して追求し続けていることです。

ご自宅用にご利用いただいたお客様にはブランドブック(お店やシェフの考え方をまとめた冊子)を同封しています。店頭にもご用意していますので、ぜひお手にとっていただけますと幸いです。

焼きたての焼き菓子
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